真空パックんでアサリを冷凍保存！「アサリの酒蒸し」がいつでもスグに食べられる作り置きレシピ！

アサリは冷凍保存しても、それほど食味が落ちない食材です。安いときに買って、小分けにして冷凍しておくと、日常の食材としてとても便利に使えます。
砂抜きをして、アサリだけを真空パックんに入れて冷凍保存しておいても良いのですが、パックの中にあらかじめバターやにんにくも一緒に入れて冷凍保存すれば、食べるときは日本酒や白ワインを加えてレンジでチンするだけです。おかずがあと1品欲しい、酒肴が欲しいときなどに素早く作れるので大助かりです。パックに入った状態のまま電子レンジで調理するので、フライパンや鍋は不要。後片付けも楽チンです。

アサリの酒蒸しバター風味

作り方は超簡単！冷凍保存したアサリに、お酒を加えてレンチンするだけで完成！

保存
1.買ってきたアサリの砂抜きが足りない場合は、塩水の入ったボールにつけて冷暗所に2〜3時間おいておきます。
2.砂出ししたアサリは殻と殻をすり合わせるようにして水洗いし、ザルにあけ、殻の表面の水気をキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。3.少し長めにカットしたロールパックに2のアサリ、バター、にんにくを入れ、脱気・シール。そのまま冷凍保存します。

調理
1.ロールパックの上部、シール部分をハサミで切り、酒、醤油を加え、電子レンジで加熱します。500Wで2分加熱し、様子をみながら1分ずつ追加加熱し、フタが開いたら食べごろです。

2.皿に盛り、好みで万能ねぎを散らします。

アレンジひとつでメニューの幅が拡大！和風なら日本酒を、洋風なら白ワインで！

アサリを調理するときに最も大切なことは、しっかり砂抜きをしておくことです。冷凍するとなると、後で砂抜きすることは不可能なので、しっかり砂抜きをしましょう。海水と同じ濃度（1リットルに大さじ2杯ぐらい）の塩水を作り、アサリを入れ、冷暗所で2〜3時間おいておきます。スーパーなどでは砂抜き済みのものが売られていますが、それでも完全に砂が取りきれていないことがあります。買ってきてから、しばらく塩水に浸けて砂抜きすると安心です。

また、死んだアサリが混じっていないか見るときは、水をすべて捨てて、ボールの中でガシャガシャと音を立てるぐらい混ぜてみましょう。これで貝が閉まったままならアサリは生きています。もし、殻が開いていたら死んでいるので、取り除いた方がよいでしょう。冷凍保存するのは、砂抜きがしっかりできて、生きているアサリのみにしましょう。

イザというときにすぐ食べられる作り置きとしては、バターやにんにくをあらかじめ加えて真空パックんで密閉し冷凍保存するのがおすすめです。にんにくのかわりに、生姜のみじん切りを入れてもよいでしょう。解凍時にはロールパックごと調理するので、ロールパックを少し長めにカットしておくことをおすすめします。調理はパックの上部を切り、日本酒や白ワインを加えてレンチンするだけです。皮をむいたり、包丁で切ったりの作業がいらず、すぐに食べられて便利です。

今回のレシピでは、日本酒を入れて和風のアサリバターにしました。超簡単レシピですが、バターと醤油のコンビネーションは鉄板。豊かな香りが食欲をそそります。
バター、にんにく、パセリなどを入れて冷凍保存し、調理するときに白ワインを注いでレンチンすれば、洋風のアサリバターに。また、バターに変えてオリーブオイルにするとヘルシーになります。ただし、オリーブオイルを入れてそのまま脱気すると、空気と一緒に吸引されてしまいます。脱気する前に、口元をクリップで止め、30分ほど冷凍庫に入れておきましょう。オリーブオイルが固まり、脱気するときに吸い上げられなくなります。

アサリ、バター、ニンニクを「真空パックん」して冷凍しておくと、さまざまにアレンジすることができます。例えば白ワインを加えてレンチンした後に、ゆでたスパゲッティをロールパックのなかで和えれば、ボンゴレビアンコ（白いアサリのスパゲッティ）になります。ごはんを加えてリゾット風にすることもできます。リゾットにするときは、白ワインに加えて水も足し、水分を調整するとよいでしょう。いずれもロールパックのなかで調理するので、洗い物が少なくすみます。