災害備蓄用品には真空パックが大活躍!

災害はいつ、どのようなタイミングで起こるかわかりません。

いつ災害が起きても焦らないようにするには、
自分たちの生活を守るための「災害備蓄用品」を事前に準備しておくことが肝心です。

ただ、手当たり次第にカバンやリュックに荷物を詰め込んでしまうと、
いざという時にスムーズに持ち運べない、大量の荷物になってしまいかねません。

こうした備蓄用品の準備で活躍するのが、「真空パック」です。

真空パックで荷物を圧縮保存することで、
毛布など災害備蓄用品の収納スペースを縮小できます。

ここでは、真空パックを活用するメリットや、使用時の注意点などを紹介します。

真空パックで圧縮保存がおすすめの災害備蓄用品は?

災害備蓄用品として準備すべきものには、さまざまなものがあります。

なかでも、災害時に備えて真空パックで圧縮保存すると良いものには、
以下の3つが挙げられます。まず1つ目は「毛布」です。

冬場や夏場の夜などは空気が冷え込みやすく、
災害時に暖をとる方法として、毛布を用意しておくことが大切です。

毛布はかさばりやすいため、圧縮保存すると
コンパクトに収納しやすくなります。

2つ目には「フェイスタオルやバスタオル」が挙げられます。

タオルはさまざまな用途に使用できるため、災害時に何枚あっても困りません。

圧縮パックなら複数枚のタオルをスリムに収納でき、備蓄に役立てられます。

3つ目の「衣類一式」も、圧縮保存に向いている備蓄用品です。

災害時は避難所生活をすることになったり、
長期間入浴ができない状態になったりするおそれがあります。

こうした事態に備えて、何日分かの衣類一式を準備しておくと安心です。

衣類は一式用意するとかさばりやすいため、圧縮保存すると便利なのです。


真空パックで圧縮処理したタオルの使い道は?

圧縮保存したタオルは災害時にさまざまな使い道があると前述しましたが、
どのように便利な活用法があるのでしょうか。

まず、代表例には「手拭きや汗拭き」としての用途が挙げられます。

災害時は水が貴重なため、なかなか入浴ができないケースも多いものです。

こうしたときにタオルを水で絞り、
手や体の汗を拭き取るだけでも気分がすっきりします。

また、タオルは「保温」に役立てることも可能です。

タオルをたたんで首に巻くだけで、
簡易的な防寒対策グッズになります。

災害時に暖をとる方法の一つとして、大いに役立つでしょう。

さらに、「ケガの手当て」という使い道もあります。万が一、
災害で出血を伴うケガをした際に、絆創膏や包帯が手元にないと、
手当てをするのが難しくなりがちです。

清潔なタオルは包帯の代用品になり、応急手当を行えます。

突然のケガに備えてタオルは圧縮保存し、
多めに用意しておくと安心です。

このように、真空パックで圧縮して大量に保管したタオルは
多くの用途に対応できる、まさに災害時の必需品ともいえるアイテムといえます。


真空パックで圧縮保存するメリット

災害備蓄用品を真空パックで圧縮保存するメリットは、
ただ荷物がコンパクトにまとまりやすいというだけではありません。

スリムに荷物を収納しやすくなる他にも、さまざまなメリットを得られます。

たとえば、真空パックで圧縮保存すると
「衛生的な安心感を得られる」ことも大きな魅力です。

災害備蓄用品として欠かせない毛布やタオルは、そのまま放置すると
ホコリや汚れが付着したり、ダニが発生したりする原因につながります。

そのため、衛生面を考えると天日干しをしたり洗濯をしたりする、
定期的なメンテナンスが必要になるのです。

ただ、せっかく準備した荷物をカバンやリュックから取り出して、
メンテナンスを行うのは面倒だと感じる人もいるでしょう。

このようなシーンで便利なのが、圧縮保存なのです。

真空圧縮なら密封状態のまま保存できるため、
ほこりや汚れが付着する心配がありません。

天日干しや洗濯などのメンテナンスが不要で、
なおかつ長期間にわたり衛生的に保存できるので、
災害用の大量備蓄に向いています。


真空パックで長期間保存する場合の注意点は?

衛生面で高い安心感を得られたり、荷物を
コンパクトにできたりするのが魅力の真空パック。

しかし、長期保存を行う場合は「真空パックの寿命」に注意する必要があります。

真空パックは永久的に使用できるわけではなく、寿命が存在します。

通常、アルミ真空パックの寿命は3~5年といわれており、
定期的にメンテナンスを行う必要があるのです。

万が一、面倒だからといって定期メンテナンスを怠ってしまうと、
圧縮した毛布やタオルなどが劣化してしまうリスクが高まります。

せっかく災害に備えて準備したのに、いざというときになって中身が
使い物にならなければ、意味がありません。

災害備蓄用品を準備するだけで、気持ちが満足してしまう人は案外多いものです。

災害時に安心して毛布やタオルを使用できるように、
真空パックは定期的にメンテナンスを行いましょう。


災害用に便利なサービスもある真空パック!

真空パックは自分で準備する他にも、便利なサービスを
利用するという選択肢があります。

便利なサービスの一例には、「リース」「クリーニング」
「リパック」などが存在します。

リパックサービスは自分で圧縮袋を用意したり、
荷物を真空処理する手間が省けたりすることが魅力です。

さらに、リパックは依頼者の希望により、
圧縮前に荷物のクリーニングを行ってくれるサービスもあります。

リースは初期費用がかからず、備蓄用品の購入費を抑えられることがメリットです。

それに、定期的にメンテナンスを実施してくれるサービスが多く、
いつでも使用可能な状態を維持できることも魅力でしょう。


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暮らしの幸便

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