小さな魚は氷水、大きな魚は活け締めにして持ち帰る!
まず、釣った魚を持ち帰って美味しく食べるためには、
正しい保存方法で持って帰らないといけません。
せっかく新鮮な魚なのに間違った方法で持ち帰ると急激に鮮度が落ち、
最悪の場合は食べられなくなってしまう可能性もあります。
アジなど体長20センチ以下の小さな魚の場合は、
生きたままで持って帰ることができます。
その際、魚の鮮度を保つために必要なのは「氷」です。
夏場でも川や海の水は冷たく、そこに住む魚にも心地の良い温度です。
魚の鮮度を保つためには、できるだけ魚が住んでいた場所と同じ環境にする必要があります。
そのため、海に住んでいる魚なら海水を使って氷水を作りましょう。
大きな魚の場合は、釣った後すぐに「活け締め」にしておきます。
大きな魚を生きたままクーラーボックスに入れてしまうと、
暴れたときに体が傷つき弱ってしまいます。
魚が腐る一番の原因は「血」です。活け締めにしてしっかりと「血抜き」をしましょう。
内臓も抜いておくと尚良いですが、魚がたくさんあって大変なときは
最低限「血抜き」はしておきましょう。
持ち帰った魚を保存する!どこまで処理しておけばいいの?
釣った魚が大漁だった場合、すべての魚を処理するのはとても大変です。
特に釣りから帰ってくると疲れていて、やる気も出ず
「そのまま冷蔵庫に入れてしまう」という人も多いのではないでしょうか。
その日のうちに処理することが難しい場合は、
冷蔵庫のチルド室など温度の低い場所で保存しておけば翌日に処理をしても大丈夫です。
しかし、やはり新鮮な魚を美味しく食べるためには早めに処理をした方がいいのは間違いありません。
魚を鮮度よく保存したいときには「生きていたときとは、
できるだけかけ離れた姿にする」ことです。
例えば、3枚おろしや切り身にするなど魚を身だけの状態にします。
内臓やエラは特に雑菌が繁殖しやすく鮮度を落としてしまうので、
早い段階で取り除くことが大切です。
冷凍保存で美味しく長持ち!真空パックで鮮度を守る
魚がたくさん釣れることは釣り人にとって嬉しいことですが、
多すぎると食べきれない場合もあります。
そんなとき、魚の鮮度をなるべく落とさずに保存する方法
としておすすめなのは「真空パックにして冷凍保存すること」です。
魚は空気に触れることで鮮度が落ちていきます。
魚に限らず食品は酸素に触れることで酸化しますし、
空気中にある細菌も食品の劣化を早めます。
そのため、冷凍だけでなく冷蔵で保存する場合にも真空パックで保存すると良いでしょう。
また、魚をお裾分けするときにも下処理をして真空パックにして渡せば、
魚をさばくのが苦手な相手にも渡しやすいです。
暮らしの幸便
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